農業

お米は福岡県産米の夢つくし。梨は「新水、豊水、二十世紀、新高、新興」の5品種。
野菜は「人参、トマト、ピーマン、レタス、バジル、ブルーベリー、ニンニク、生姜、菊芋、ヤーコン、里芋、柚子、栗、原木椎茸、白菜、大根、キャベツ」など。山菜はツクシ、タラの芽、山ウド、フキ、ヨモギ、薬草のドクダミ等々、四季折々の美味しくて身体も喜ぶ植物達が農園で逞しく育っています。
また、農園で穫れた梨を使った「梨ジュース、梨ジャム、梨みつ、ブルーベリージャム」等の加工品を製造販売しています。

田鋤き

里芋とサツマイモ

大蒜収穫

大蒜

ヤーコン

トマト

ブルーベリー

柚子

やなファームのお米

やなファームで育てているお米は福岡県産米「夢つくし」です。「夢つくし」はコシヒカリとキヌヒカリを親にもち、モチモチとした食感とほのかな甘味のある美味しさが受け継がれたお米です。
お米ができるまでには冬はトラクターで田鋤きや畦塗り(アゼヌリ)、土づくり。春は種蒔き、育苗(イクビョウ)、田植え。夏は水の管理と草刈り。秋は収穫、お米の乾燥、籾摺り(モミスリ)という作業が年間を通じて行なっています。こうした作業を効率化するためにトラクター、田植え機、育苗機、コンバイン、トラック、草刈り機等様々な機械を使用しています。お米を育てる難しさは1番は天気です。その他にも病害虫や病気、獣害被害等です。収穫間近になると猪や鹿が田んぼに侵入して来やすいため、網や電柵を設置して被害を受けないように守っています。同時にウンカ等の病害虫が発生しやすいため予防のために農薬を使用する事もあり、特別な栽培方法でお米を育ててはいませんが、美味しいお米を食べて頂きたく愛情を込めて育てています。

種蒔き

育苗

田鋤き

畦塗り

代掻き

田植え

稲刈り

稲穂

電気柵の機械

トラックに籾を乗せて運ぶ

やなファームの梨

農園は山々に囲まれた標高約500mの人里離れた処に在り、豊かな自然環境の中で梨を育てています。農園には5品種の梨の木が数十本育っており、樹齢70年を過ぎた木は今でもたわわに実らせています。
秋になれば1年の集大成である収穫時期ですが、収穫までには「土づくり」「枝の剪定・誘引・花芽の整理」「摘果」「袋掛け」「下草刈り」等、美味しい梨が育つまでには年間を通して大切な作業があります。また、長雨によって発生する病気から梨の葉や実を守るために農薬を使用する事もありますが、梨の実に袋を被せることによって減農薬での栽培を可能としています。
近年、気候変動による異常気象で大型台風の被害や気温上昇に伴う虫の発生(カミキリムシの幼虫)の影響で木が枯れる事もありました。日々刻々と変化する自然環境の中で梨の木の生命力を信じ、また伸ばせるように長年培ってきた栽培技術に合わせて観察を続け対処し、今後も美味しい梨を全国へお届けしたいと考えています。

新水
(収穫時期は8月上旬〜)
「菊水」と「君塚早生」を交雑して昭和40年に誕生した品種です。新水は梨の中でも約250gと小ぶりの梨ですが、甘みもあり果肉は柔らかい濃厚な味わいです。他の品種に比べて日持ちしにくいためお早めにお召し上がりください。

豊水
(収穫時期は8月下旬〜)
「幸水」と「石井早生×二十世紀」を交雑して昭和47年に誕生した品種です。約350gとやや小ぶりの梨ですが、ジューシーで甘みも強いため甘い梨がお好きな方には人気の品種です。

二十世紀
(収穫時期は9月上旬〜)
二十世紀梨は明治21年頃に千葉県で苗木が突然発見されたという異例の品種です。
大きさは約400gの中玉で果肉は多汁でシャキシャキしており、甘みと酸味のバランスがとても美味しい梨の品種です。梨の色が緑色から黄色に変化するタイミングが1番美味しいです。果皮が弱いため梨の実が小さい頃に2重に袋を被せ、虫や病気から守っています。

新高
(収穫時期は9月下旬〜)
「天の川」と「長十郎」を交雑して昭和2年に誕生した品種です。大きさは約500gと大玉の梨で大きいものは1kg程になるものもあります。甘味は新水や豊水より低いですがが、新高特有の風味が特徴でとても美味しいです。大きく見栄えが良いため贈答品としてお勧めしています。

新興
(収穫時期は10月上旬〜)
「二十世紀」と「天の川」を交雑して昭和16年に誕生した品種です。大きさは約500gと大玉に育ちます。二十世紀梨に似てシャキシャキした食感で程よく固く、味は甘味と酸味のバランスが良い品種です。他の梨に比べ貯蔵性が高く日持ちする品種です。

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